女性にとって酒さによる赤ら顔は深刻な悩み。しかし、決定的な治療手段が無く、深刻さは増すばかりです。ここでは多くの方から頂いた酒さについての声を掲載します。ご参考になれば幸いです。

酒さによる赤ら顔の治し方 〜 体験者たちからの寄稿集

酒さ

メトロニダゾールは酒さの諸症状改善に効果が期待できる薬剤

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酒を飲んでいるわけでもないのに常に顔が赤みを帯びている「酒さ」という病気があります。ここでは、この病気に効果が期待できるとされているメトロニダゾール軟膏について解説します。

■「酒さ」は「毛細血管拡張症」の一つ

「毛細血管拡張症」とは、皮膚の毛細血管が何かしらの原因で拡張した状態のままになって皮膚が赤くなる症状です。「酒さ」も「毛細血管拡張症」の一つとされ顔が赤くなる病気ですが、頬や眉間、鼻など顔の中心部が赤くなる症状が現れます。酒さはその症状の重症度から、一般的に以下の3段階に分類されます。   ・第一度:紅斑性酒さができる状態。顔の皮膚が赤くほてり、太めの毛細血管が浮き出て見える段階。 ・第二度:酒さ性座瘡(ざそう)ができる状態。第一度の紅斑性酒さに加え、皮膚が水泡状になりその中に膿が溜まったような膿疱(のうほう)ができる段階。 ・第三度:鼻瘤(びりゅう)ができる状態。第二度の膿胞が悪化し鼻の頭が盛り上がり瘤状になる段階。

■酒さが発症する仕組みと悪化の原因

酒さがどのようなに発症するのか、その仕組みは明確には解明されていないとされています。ただ、第一度の紅斑性酒さができる段階では、皮膚の皮脂腺が異常増殖しそれにともなって毛細血管が増殖することで皮膚が赤く見えるのではないかといわれています。 また、酒さが発症、悪化する条件としては、気温の変化や長時間にわたり日光を浴びて熱が体内にこもることからくる火照りなどがあげられます。さらに、アルコールやカフェイン、精神的なストレスなどが悪化の原因になる場合もあるともいわれています。

■メトロニダゾールによる薬物治療

日本国内では酒さという病気の認知度が低く、治療方法自体も欧米に比べ遅れているといわれています。そこで、現在は欧米で主流とされる治療法が、日本においても実施されるようになりました。その治療法とは、メトロニダゾール軟膏という外用薬を使った方法で、この軟膏は米国では酒さの治療において第一選択薬となっているとされています。ただ、メトロニダゾールは日本においては2015年5月11日に処方が可能となりましたが、まだ保健適用にはなっていません。 メトロニダゾールは、その抗菌作用からニキビダニや原虫、嫌気性菌を減らし、酒さの第二度以降の症状への効果が期待できるといわれています。また、メトロニダゾールには、抗炎症作用や活性酸素減少作用、免疫抑制作用なども期待できるため酒さに有効だとされています。 メトロニダゾールによる治療について、効果が明確に現れるまでには平均で約1.5カ月を要するとする統計データが報告されています。副作用としては肌の乾燥や刺激感などがありますが、いずれも軽度にとどまる程度だと考えられています。 酒さの治療には、抗生剤とメトロニダゾール軟膏を併用するのが通常だとされていますが、メトロニダゾール軟膏の併用により抗生剤を減量したり中止したりする症例が4割強にのぼったとする報告もあります。

■酒さの悪化を防ぐ日常生活でのセルフケア

酒さの治療としては、欧米で主流とされるメトロニダゾールが有効と考えられますが、酒さの症状を悪化させないために日常生活で配慮すべき点を以下に説明します。

・症状を悪化させる要因を避ける

酒さを悪化させる要因としては、「激しい寒暖差」「アルコール」「ストレス」「カフェインを含む刺激性飲料」「化粧品」などがあげられます。それぞれ個人差があるため、自分にとってどの要因が酒さを悪化させるか慎重に吟味する必要があります。

・紫外線対策

紫外線も酒さを悪化させる重要因子と考えられます。そこで特に紫外線が強くなる5月~9月の時期には適切な紫外線対策が必要になります。紫外線対策には日焼け止めは不可欠ですが、酒さを発症しやすい人は敏感肌である場合が多いため、使用する日焼け止めは低刺激のものを選ぶことをおすすめします。

・早目に医療機関を受診する

肌の赤みを自覚し酒さの疑いがあると感じたときには、すみやかに皮膚科に相談し適切に処置することをおすすめします。

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