女性にとって酒さによる赤ら顔は深刻な悩み。しかし、決定的な治療手段が無く、深刻さは増すばかりです。ここでは多くの方から頂いた酒さについての声を掲載します。ご参考になれば幸いです。

酒さによる赤ら顔の治し方 〜 体験者たちからの寄稿集

酒さによる赤ら顔

赤ら顔は放っておくと怖い!?「酒さ」のリスクと治療法

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なんだか最近顔が赤い・・・肌荒れかしら?と悩んでいる方、それは「酒さ」という病気かもしれません。

酒さとは、顔面に生じる原因不明の慢性炎症皮膚疾患です。お酒を飲んだわけでもないのに「酔っ払い」のような赤ら顔になってしまうことから病名がつきました。原因がわかっていないため、治療法は確立されていません。しかし、酒さは放っておくとどんどん悪化していきます。

酒さはどのように進行していくのでしょうか?初期症状として、ほてり感を伴う潮紅、毛細血管の拡張などがあげられます。特徴は、顔面の中心(眉間、鼻、頬、顎など)から現れることです。この初期症状を第Ⅰ度、紅斑性酒さと呼ばれます。そして、それに加えて赤い膿疱などが多発する症状を第Ⅱ度、酒さ性ざ瘡と呼び、さらにこれが悪化し、腫瘤状に顔面が隆起してしまう症状を第Ⅲ度、鼻瘤と呼びます。顔の赤みを放っておくと、顔面がぼこぼこと隆起し、鼻の形までも変わってしまう危険があるのです。

それでは、顔の赤みやほてり感を感じたら、どのように対処したらよいのでしょうか。皮膚疾患であるため、やはり皮膚科を受診することが頭に浮かぶかと思います。しかし、先に述べたように、残念ながら酒さには確かな治療法がありません。ですので、皮膚科医によって治療の進め方はバラバラなので、自分でしっかりと選び取る必要があります。皮膚科での主な治療法には、まず、レーザー治療があります。

このレーザー治療は酒さの患部にレーザーを照射して症状を緩和させるというものです。注意したいのは、レーザー治療は自由診療であるという点です。酒さの患部は顔面全体(人によっては首や肩まで)に及ぶため広範囲であり、また一度照射すれば良いというわけでもありませんので、莫大な費用がかかってしまいます。そして、この治療はあくまで症状を緩和させる目的で行われるので、酒さを根本的に治すものではないことも知っておいてください。また、場合によっては症状を悪化させてしまうリスクもありますので、レーザー治療をする際は、ドクターとしっかり話し合って治療の意義を理解したうえで行う必要があります。

次に「ミノマイシン」という抗生物質での治療です。

殺菌力が強く、化膿止めによく効く薬です。この薬を処方する皮膚科医は多くいますが、治療成績はあまり良くありません。加えて、飲み続けると体内に必要な菌まで殺してしまうため、下痢や便秘、肝臓疾患や甲状腺異常など様々な副作用を引き起こす危険があります。酒さはすぐに治る病気ではなく、長期にわたる治療が必要となります。しかし、抗生物質を長い間飲み続けるとことはできませんので、この治療は酒さに悩む方々に対しておすすめしません。皮膚科を受診してミノマイシン(またはビブラマイシン)を処方された際には、一時的な化膿止めのため処方されている場合もありますので、よく医師の話を聞き、自分が本当にこの薬を飲む必要があるのかをしっかり考えてから治療に入ると良いでしょう。そして、漢方薬での治療法もあります。代表的なものは、「黄連解毒湯(おうれんげどくとう)」というニキビ治療などにも使われる漢方薬です。炎症を抑える働きがあるので、慢性炎症皮膚疾患である「酒さ」にも効果があるとされています。しかし、多くの漢方薬治療がそうであるように、劇的な改善に結びつくものではありませんが、副作用の心配がないので試してみる価値はあるでしょう。

酒さには治療法がありませんが、しかし放っておくこともできません。顔の赤みやほてり感、また化粧水などがピリピリとしみる・・・などの症状が現れた方は、皮膚科に相談しましょう。治療法は、リスクと効果のバランスを考え、医師の指示に従ってしっかりと選択してください。

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